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みずほ通りクリニック​

〒467-0814 名古屋市瑞穂区本願寺町3-10-1

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副作用について

これまでの15年間に3万件以上の高濃度ビタミンC点滴療法を実施してきた、アメリカ・カンザス州ウイチタ市にある国際人間機能改善センター(The Center for the Improvement of Human Functioning International)では、副作用によって死亡に至った例はありません。  実際には殆ど副作用のない安全な治療だと言えます。

【腫瘍内出血】
点滴初日に「腫瘍から出血を起こした事例」の報告が1例あります。
このような腫瘍出血はこれまでの抗がん剤の投与でも見られる副作用です。
これを防ぐために初回はビタミンC12.5gから開始し、徐々に投与量を増加させます。

【偽性高血糖】
高濃度ビタミンC点滴療法終了後の数時間は、簡易血糖測定器では血糖値が高値になります。これは見かけ上高いだけで、実際の血糖値はもっと低い値になります。
したがって自己血糖測定をしてインスリンの注射量を決めている糖尿病患者さんでは、インスリン量に注意しなければなりません。

【尿路結石】
ビタミンCを過剰に経口摂取すると尿管結石になりやすいことが知られています。
しかし、点滴療法ではこのような尿管結石は起こしにくいと言われています。

【溶血】
G6PD欠損症という赤血球膜の遺伝性酵素異常がある方は、高濃度のビタミンCによって重篤な溶血を起こすことがあります。そのため、この治療を受けることができません。
なお、当院では25g~50g以上の高濃度ビタミンC点滴療法を受ける場合には必ずG6PDの検査を実施します。

【腎不全・心不全の増悪】
透析中の腎不全の方はこの治療を受けることはできません。
心不全、大量の腹水、強い浮腫のある方は、点滴で水分を血管内に入れることで病状の悪化を来す恐れがあるためにこの治療ができない場合があります。